2010年 06月 12日
ルーシー・リー展 |
ルーシー・リー展(このHP、きれい!)に行ってきました。
同僚から、「すごくよかったですよ」という感想を聞いていたので期待していきましたが、噂にたがわず、落ち着いた雰囲気で見どころ満載、とても素敵な展示会でした。
会場は私が好きな国立新美術館。
ここ、天井が高くてすっきりしていて気持ちいいんですよね~。
ルーシーは95年に亡くなったので、それほど昔の人ではないけれど、作品はとても新しい。
私たち日本人からイメージする「陶芸」とは違って、まずカラフル、そして斬新なデザイン。
見ていてわくわくするんです。
展示作品の中で、陶製のボタンのコレクションが印象的でした。
「生活のために」ボタン作りをしていた時期があるというルーシー。
苦しい時期だったのかもしれませんが、コレクションは宝石箱をひっくり返したかのよう!
クラシックだけれど新しくて、コートのボタンとして使いたい!と思ったりしました。
私がルーシーを知ったのは、イギリス在住時に、St. Ivesに旅行計画を立てていたときだったと思います。
インターネットで、イギリス陶芸界の巨匠、バーナード・リーチについて調べていた時、偶然彼女の作品を見て、一度見てみたいなぁと。
こんなに早く、たくさんの作品を見ることが出来るなんて、幸運を感じずにはいられません。
そうそう、写真は「芸術新潮」6月号のルーシー特集。
とても見やすく、よくまとまっているので保存版になりそう!おすすめです。
東京での展示は6月21日までですが、
益子や大阪など全国に巡回されるそうです。
ルーシーが気になる方はぜひ実物を見にお出かけ下さい。
by lovely_morning
| 2010-06-12 08:36
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